お仕事探しに大切な豆知識

近年の雇用情勢について

近年、景気が回復傾向を見せています。
その影響によって、雇用情勢が好転していることが期待されています。
もっとも、現在における雇用情勢は、以前の時代に比べて変化しているということができます。
そこで、以下においては、現在の雇用情勢の変化について説明いたします。
まず、戦後からバブル経済の崩壊期までの雇用情勢については、道路工事などの肉体労働については、その事業を行うごとに雇用を行っていたことから、日払いで行っていました。
これに対して、肉体を行使しない事務職などのホワイトカラー労働の場合には、その企業にとっての特殊な知識と経験が必要とされることから、事業ごとに雇用することはその性質上合理的ではないと考えられてきました。
そのため、事務職労働については、日払いではなく、給料制で雇用されていました。
もっとも、バブル経済の崩壊以降においては、銀行等の金融機関からの融資を効率的に手に入れることが非常に重要視されるようになったという点と、企業が日本だけを市場とするのではなく、国際的観点も視野に入れて事業を行う必要があった点を考慮して、その事務作業を含めた一般的な業務内容について画一的な基準のもとで行うようになりました。
また、コンピューターの導入に伴い、その画一化された事務作業についても、特殊な知識や経験がなくても行うことができるようになり、これを行う能力を有している人間の数が非常に増えました。
その影響によって、その企業の個別的な知識や経験は必ずしも必要ではなくなりました。
これによって、事務作業を行うホワイトカラー労働者についても、事業ごとに集めても特段に支障をきたさなくなりました。
したがって、事業ごとに現在非正規労働と呼ばれている、任期付きの雇用を行うという形態を増加しています。
よって、雇用情勢が好転した場合であっても、それが必ずしも以前のような継続的な雇用には結びつかないということができます。